森吉OP 第五章 下山

シールを外して、軽くメローに下りながらスキー場を目指す。
メローでなかなか進まないが、上空が開けると、そこはスキー場跡。

しかし、ここも深い雪が続く。登りと紛うかのラッセルである。
いそいそと目指すは急斜面のコース跡。

最後の落下と期待してつっこむも、先ほどの林間の軽い雪とは違うようで、雪の質量が落下を阻害する感じ。若干残念ながらもまあ、十分ではないか。

しか~し、ここからが長かった。
しばらくスキー場跡を歩いていき、ようやく駐車場跡まで来た。
隊長の偵察情報どおり、駐車場下にある施設管理のために除雪した跡が残っている。
若干雪がつもっているものの、そこが固いのでスケーティングで下山速度を上げる。

と、後ろについてきているはずのshigeの気配がない。
振り返ると、かなり後方に黒い影。
「滑ってない?}
しばし待ってソールチェックするとボッコ祭り。
隊長がすかさずスクレーピングし、少しは改善。以降はそれほど遅れることがなくなった。



あとはひたすらに、寡黙に、そしてたまにマブを落としながら、車道を下る。定刻よりかなり遅れてT山荘に帰着。


女将さんに暖炉の温かさとコーヒーをご提供いただき、生き心地を取り戻すことができた。
って、死にそうにはなってなどいなかったが、さすがにザックやウェアが凍りついていたのだ。

最後に終始特攻(ラッセル)と、どこまでも続く戦場(ナイス!林間)を案内してくれた隊長に感謝して、この章を終えることとしたい。

(完)

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