森吉OP 第三章 さらなる深み

深い。



決して標高は高くないのだが、軽く、深い雪が続く。


至福タイムも、あと1本沢を越えれば、旧森吉スキー場かというところまでやってきた。
時折、青い空も顔をのぞかる。すると、雲間からあふれ出した太陽がブナの梢を燦然ときらめかせるではないか。こうしたさもない瞬間も、山歩きしていてよかったと感じる一時である。滑るばかりが能ではないのだ!!(と言ってみる)

が、ここでトラブル発生。
深い雪に誘われるがままに高度を下げ過ぎていたらしく、目標とするM沢左岸の尾根ではなく、枝分かれしている尾根にとりついてしまっていたらしい。
なんてこった!!


さあ、どうしようか。
隊長が作戦を練っていると、shigeの生き残っていた片方のシールが粘着力を放棄。


トラブルにはトラブルで対応か(笑)
と、隊長がヒトコト。

「折角シールとって(とれて)しまったし、もう1本行くかー!きっとこれは、神の啓示ナノだ!!。」

ということで、すぐさま賛同する隊員たち。このあと、厳しい局面が控えているともしらずに。。

隊長を筆頭にして、フラットな斜面を探してまたもやドロップ。
心のどこかでは

「おいおい、イイのか!欲望に身を任せても?知らねーぞ!」

と良心とおぼしき声もおぼろげながらに聞こえたような気もしたが、舞い上がる粉雪にかき消されてしまった。
しかも、先ほどより雪がやや重めになったものの、本日一番の深さでフェイスショットのおまけまで付いてしまうのであった。

そしてあっというまにボトムに到着。
さあ、最後の登り返し。が、目の前には壁ともいえる斜面が広がっていた。

(第四章 壁 へ続く)

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