森吉オペレーション プロローグ

先月の秋田駒ヶ岳に続く目標が森吉山と定められ、先の4名に招集令状が発せられた。

しかし、各々の家庭事情やら職場事情などから、招集に応じることができたのはshigeと私のみ。
なんと心許ないではないか。

しかし、その批判は「けっ」と一蹴してしまうのである。

確かに我々だけであれば、容易に戻れる範囲で無茶せず適当にお茶を濁してえへへと笑って帰って来るであろう(笑)。

だが、今回のミッションではお茶など濁すことは到底許されず、密やかにしかし確実に森吉の懐に入っていくように作戦行動が指示されているため、心強いフリーランスの地元傭兵(つまり、ガイドね)のfoji隊長に指揮をゆだねているのだ。

そうだ、なにも怖がることはない。

朝5時半。

目覚ましが鳴り出す前に脳が目覚める。

いつものこととはいえ、Weekdayでは限りなく不可能な時計よりも早い覚醒が、どこかに戦いに(遊びに)行こうとする時だけ可能となるのは何故なのだろうか。

しかし、その難題を解決するには、起動したばっかりの電気信号の乏しい脳内シナプスでは役不足のようだ。
寝ぼけ眼で窓から外をのぞくと、数センチ積もった雪が何かを予感させる。

急いで昨夜揃えた道具のチェックと、儀式になっている湯沸かしを終え、防寒着に身を包んで外にでる。

さあ、shigeが拾いにくる前に雪かきを済ませようか。

(第1章へ続く)

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